【HUNTER×HUNTER】№1024 D-80 看破(ペネトレイト)の有用性はもっと評価されるべき

天鳳で、5ラス引きました

 

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もうやってられん

失ったポイントを戻すのにどれだけの時間がかかるのか

 

もうやってられんので

今後、天鳳は一日4東風までにすることにします

 

 

 

天鳳はほんんんんとうううううに時間の無駄。

それを実感し、無性に生産的な活動をしたくなる。こんな時にブログがあると便利よね

 

ということでグリードアイランドの呪文カード「看破」について語りたい

ネタばれがあるので見てない人注意

 

 

 

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№1024 看破(ペネトレイト)

 

 

No.1024  看破(ペネトレイト)

入手難度 : D   カード化限度枚数 : 80
種類 : 近距離 ・ 通常呪文
対象プレイヤー1名の「贋作」「複製」「擬態」によって変化したカードを全て元に戻す。
その結果、指定ポケットに入っている番号違いのカードは全て破壊される。
「看破」は「贋作」「複製」「擬態」の対象にならない。

 

名作漫画ことHUNTER×HUNTERの神エピソード、グリードアイランド編(G.I編)に登場する呪文カードの「看破(ペネトレイト)」。

 

ペネトレイト」

と聞いてピンとくる人は少ないかもしれない。

なにしろ、原作では序盤にニッケス組のカード一覧として出たきり全く触れられることのないカードだ*1

ただ、グリードアイランドの戦略上、重要なカードなのではないかというのが私の主張だ。この記事では、今まで話題にされることの少なかった「看破」の重要性と有効性を語りたい

 

 

 

 

カードの効果とかは

 ↓参照。わからない用語はここみれば書いてあるハズ

hunter.noihjp.com

 

 

効果について

 

 対象プレイヤー1名の「贋作」「複製」「擬態」によって変化したカードを全て元に戻す。
その結果、指定ポケットに入っている番号違いのカードは全て破壊される。

 

「贋作」「複製」はそのカード自身を、「擬態」は任意のカードを他の所持カードに変身させるカードで、原作での登場回数も多い超重要カードだ。とりわけ「擬態」はAランクで限度枚数が20枚しかないレアカードだが、原作ではギミックとして多用されている。*2

「看破」は、これら3種の変身系カードによって変化したカードを元に戻すことのできる唯一の呪文カードである

 

「看破」は「贋作」「複製」「擬態」の対象にならない。

 

 

元々、「複製」「贋作」は指定ポケットカードではない「看破」を効果の対象にとれない。*3

 

そして、Aランクカードでカード化限度枚数20枚の「擬態」でわざわざDランクの「看破」を作る理由も考えにくい。使い勝手がいい(=使用・売却せずにカード状態でキープしておくプレイヤーが多い)「擬態」よりも「看破」のがいくらか売り場でも出やすいだろう

 

 

以上が「看破」の効果である。「贋作」「複製」「擬態」のメタカードというまぁまぁ重要な立ち位置だ。その割に全く取り上げられないのはなぜか

 

強力な対抗馬がいるからだ

 

 

「№84 聖騎士の首飾り」と「看破」

 

「バランスブレイカー」「このせいでクソゲーになってる」「入手難易度Dの意味が分からない」

との評判でおなじみ「聖騎士の首飾り」。

 

 

No.084  聖騎士の首飾り

入手難度 : D   カード化限度枚数 : 60
これを身につけたプレイヤーは呪いをはね返すことができる上、触れたカードの呪いも解くことができる。

 

 

装備するだけで常時、攻撃呪文を跳ね返す「反射」の効果があるだけでもチート級なのに、「看破」まがいの効果まで有しているのだから困った話だ。

「聖騎士の首飾り」は装備している状態でカードに触れると「呪い」が解けるシステム。原作では、「贋作」「複製」「擬態」を解除できることが明言されている。*4

原作では中盤に「聖騎士の首飾り」を入手して以降、「擬態」「贋作」の解呪 はもっぱら「聖騎士の首飾り」の役目になってしまった。完全にお株を奪われた「看破」だが、「聖騎士の首飾り」の全くの下位互換というわけではなく、いくつかの点で差別化ができている 

 

①他プレイヤーを対象にとれる点

②本(バインダー)内のカードを対象にとれる点

③対象プレイヤー全てのカードが対象になる点

 

以上三点が、聖騎士の首飾りと異なる点だ。

ここが「看破」の強みとなる

 

 

「看破」つよつよポイント

 

このカードの使い方として考えられるのは大きく三つ。

 

①自分の擬態・複製の解除・再利用

②贋作の判定

③敵プレイヤーの擬態・複製の指定カードを破壊する

 

①・②の用途に関しては、(所持しているなら)聖騎士の首飾りの方が使い勝手がよい。聖騎士の場合は対象カードを指定できるが、「看破」は本内全てのカードが対象になってしまう 

例えば、「贋作」で作ったカードの変身を解きたい場合、聖騎士の首飾りでは装備した状態で本から取り出せばそれで済む。*5

しかし、「看破」で解こうとする場合、自身の「擬態」「複製」で作った有用なカードまで元に戻してしまう。

これを防ぐためには、

 

・仲間に解除したくないカードを渡す

・カードを本から出して呪文を使用し、それから本に戻す

 

このどちらかの方法を取ることになって面倒だ

③の用途が、看破の真骨頂であろう。①・②ではデメリットとなっていた対象範囲の広さがここでは強みとなる。

 

つよつよポイント①独占カード・レアカードを破壊できる

 

 原作では、独占カード*6や入手困難カード*7は「複製」で数を増やしたカードが使われていることが多かった。

一般に、「看破」を敵プレイヤーに通すことができれば、それらのカードをまとめて破壊することができる。とりわけ、カード化限度枚数がいっぱいで「ゲイン待ち」アイテムをこちらが有している時に役立つだろう

 

つよつよポイント②通常呪文のため防御方法が少ない

 

敵プレイヤーの「看破」をケアするとしても、「看破」は通常呪文のため防御法は呪文カード「№1029城門(キャッスルゲート)」しかない*8

「城門」を何枚所有しているかは「念視」「盗視」で容易に確認できるため、攻撃する側は仕掛けやすい。反面、「複製」した重要カードを所有している場合は常に「城門」を複数枚用意しておく必要が生じる

 

つよつよポイント③比較的入手しやすい

 

通常呪文のため(?)、カード化限度枚数が80枚と多め。

また、「贋作」「複製」「擬態」の解除をする機会なんぞそうそうないので、「イラネ」と売られカードプールに戻ることも多そう。また、「擬態」は使えないが、「妥協」「堕落」で入手することも可能。

 

活用例

本編では 

 

敵プレイヤーの独占カードや重要カードの破壊という「看破」の使い方は、ゲーム終盤で強さを発揮する。

 

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№170 三つ巴の攻防 総集編6巻350p

 

 本編終盤、ツェズゲラ組がゲンスルー組との対峙を目前に目的を確認するシーン。

ツェズゲラ組は、既に『引き換え券』を入手しているため、ゲンスルー組所有の『大天使の息吹』の奪取・破壊が目標である。

攻防戦の過程で(恐らく『大天使』の「複製」を持っている)サブかバラに「看破」を通すことができれば、ゴン組の結果を待たずして『大天使』を入手出来ていた

当然ゲンスルー組もそれを想定し、「城門」を揃えているハズ。だからこそツェズゲラは「ハイリスクの割に成功率はかなり悪い」としているのだろう。

 

 

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№171 三つ巴の攻防② 総集編6巻356p

 

実際、ツェズゲラ組も鬼ごっこに備え「同行」を集めるシーンで「城門」も確保している。

このケースでは、

①「看破」で所有カードが「贋作」に置き換わっていることの露見を防ぐため

②「離脱」でフリーの呪文を破壊されるのを防ぐため

の二つの意図があると考えられる

 

「看破」を独占する?

 カード化限度枚数80枚と多めだが、ニッケス組のように大所帯なら独占ないし大部分を保有することも可能だろう。独占することのメリットは相手からの「看破」を気にしなくてよくなること、こちらの「看破」攻撃が成功しやすくなること、「贋作」を文字通り「看破」することが難しくなることくらいだろうか

独占するにしても、「看破」を防ぐ「城門」の独占が優先だろう。「城門」が希薄な状態なら「看破」の脅威は増す。他のプレイヤーに使われないためにも、「城門」と「看破」の収集は並行して進めていきたい

 

持ってるだけで効果?

ただ、独占するほどではないにしても、ゲーム終盤で煮詰まっているような状態なら「看破」を何枚か持っておくと良いかもしれない

 

敵プレイヤーに「複製」や「擬態」で作った重要カードがあるなら、対抗して「城門」の所有枚数を増やしてくるだろうし、逆に完全オリジナルで揃えている場合*9はそこまで過敏な反応にはならないと予想される

言ってみれば「看破」への対応の仕方で、逆説的に敵プレイヤーが「複製」「擬態」で重要なカードを持っているかいないか推測することができるのだ

 

また、「看破」の枚数を上回る「城門」を持っていないと意味がないわけだから、貴重なフリーポケットの枠をその対応に割かせることができる。当然、こちらも枠は消費するわけだけども、何グループかに対応を強いれれば差し引きプラスでしょう

 

私は妨害系のカードを使いこなしたい派なので、終盤に10枚は持ってますね。「念視」で見に来た相手を困惑させたい願望がある

 

 

おわりに

 

大人気漫画HUNTER×HUNTERだが、個別の呪文カードについて言及している記事はそう多くはないんすよね

なんでこんな感じで書いてけば「HUNTER×HUNTER 看破」で検索したら9番目くらいに出ね~かな~~なんて思ってます

ハンタに関しては無限に語ることあるので、気が向いたらまた何か書きたいと思います~~~

 

*1:購入した呪文カードのリストとしては何度か出てくる

*2: 「同行」を「擬態」で別のカードに変身させ、聖騎士の首飾りで変身を解く、など

*3:「複製」の対象カードの誤りは度々みられる。例えば、『№154 共同戦線』でゲンスルーが「堅牢」で全てのページを守っていると考察するシーン。「堅牢」1枚と「複製」か「擬態」11枚あれば全てのページをガードできる、との発言があるが、指定ポケットカードではない「堅牢」を「複製」は対象にとれない。

*4:「堕落」で変身したカードも解呪できるかどうかは不明

*5:自動で発動するため、誤解除のリスクはある

*6:ゲンスルー組の『大天使の息吹』

*7:ツェズゲラ組の『一坪の密林』等

*8:敵プレイヤーが「№1035堅牢(プリズン)」を使用している場合でも、「看破」の効果は「奪取」「破壊」ではないので、解呪の効果は通り間接的な破壊が可能と考えられる

*9:ゲンスルー組の「闇のヒスイ」は全てオリジナルで独占されていたとみられる。その場合、「看破」は脅威にならない